徒然夜

孤独にあるのにまかせて、夜にPCと向かい合って、心に浮かんでは消える他愛のない事柄を、とりとめもなく書きつけてみる

高専はくそ!

 気付けば、学校に行かなくなって、ニートになって... それからもう、5ヵ月程が過ぎていた。

 センター試験が終わってから少したったある日。もうずっと家にいるし、退学したつもりでいた私だったが、まだ退学届けを出していないということに気付いた。

 年度が変わる前に、出さなければ... 。そう思った私は一昨日退学届けをもらい、記入事項を書き、そして遂に今日、学生課に提出してきた。

 

 元々文系が得意で理系が苦手だった私。入るときは、めちゃくちゃ努力して入った。それなのに、やめるときは紙一枚でやめることができてしまう。薄い紙一枚を提出したあと、その事がふと頭に浮かび、なんだか切なくなった。

 学校行かなくなってからも、何かあったときはいつでも気軽に足を運ぶことができ、いることを許されていた、高専。しかしこれでもう、私は完全に部外者。自分がいてもいい場所が、なくなってしまった。

 居場所がないというか、なんというか。それを、寂しいというより、怖く感じる。

 

 やめたとはいえ、私は、高専が好きだった。今まで出会わなかったタイプの人間がここにはたくさんいて、その人たちと関わるのがとても楽しかった。

 流れに負けて入った部活も結局退学するまで続いたし、学生会もすぐやめちゃうと思っていたけど、同時期まで続いた。素直に、楽しかったからだけど

 素敵な人とも、いっぱい出会った。今まで関わってくれた全ての人に感謝したいと、心から思えるほど、私には色んな、大好きな人がいっぱいだ。

 こんなにも大好きな人たちで溢れているのに、どうしてやめないといけないんだろう?

 やめる理由は勿論あるのだが、本当はやめたくなかった。しかしやめないと、私はきっと壊れてしまう。

 やめたくないけど、どうしてもやめないといけない。それがなんか、悲しい。

 

 今までネタとして、「高専はくそ」「高専の闇」とか言ってきたが、そんなの、本当に思ってるわけがない。本当に思ってたら、言わないし。

 そういうことは在学者だから言えた、みたいなのもある。もうそんなことも言えないんだと思うと、なんというか、本当に色々な事が頭に浮かんできて、泣きたい。

 本当に泣きたいよ。だから最後にもう一度だけ言っとくか。

 高専はくそ!